2010年3月7日 瀬戸市文化センターにて演奏会を開催しました
出演者紹介
神田豊壽(指揮、指導、テノール)
愛知県立芸術大学大学院修了。二神二朗氏に師事。
これまで出演したオペラは数多く「ドン・ジョバンニ」オッターヴィオ、「魔笛」タミーノ、「フィガロの結婚」 バジリオ、「カルメン」ホセなど。
愛知県立芸術大学大学院オペラにも3年連続で招かれ出演する。
2005年9月には愛・地球博EXPOドームで「カルメン」ホセ役に出演。
最近は名古屋市の中学校や三重県の中学校に招かれ合唱指導に力を入れる。
混声合唱団名古屋シティーハーモニー、名古屋大学コールグランツェをはじめ、名古屋市民の第九、可児第九等、数多くの合唱団を指導。
池田京子(ソプラノ)
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修了。
文化庁オペラ研修所を修了後、ドイツ政府給費留学生として渡独。
留学中は数々の国際音楽祭やガラ・コンサートに出演し、新聞各紙からもその音楽性と歌声を高く評価された。
帰国後は「NHK・FMリサイタル」「題名のない音楽会」(テレビ朝日)「直純と歌おう」(TBS)等の放送をはじめ、サヴォンリンナ国際オペラフェスティバル(フィンランド政府招聘)、日生劇場国際児童フェスティバル、清里音楽祭、名古屋国際室内楽フェスティバル、文化庁芸術祭、「愛・地球博」等に出演。
また、宗教曲や第九のソリストとして、ベルリン交響楽団、東京交響楽団、日本フィル、新日本フィル、セントラル愛知、名古屋フィル等、国内外の交響楽団との共演を重ねている。
名古屋市民芸術祭賞,名古屋市芸術賞<芸術奨励賞>,愛知県芸術文化選奨<文化賞>を受賞。
CD「花の歌」をリリース。平成17年度文化庁芸術家海外派遣研修員。
現在、東京二期会、日本演奏連盟、CBCクラブ、愛知芸術文化協会各会員。武蔵野音楽大学講師、信州大学教授。
上杉清仁(カウンターソプラノ)
高知大学卒業。同大学院教育研究科修了。
東京藝術大学大学院修士課程、その後、博士後期課程を修了し博士号(音楽)を取得。
スイス・バーゼル音楽大学・スコラカントルムに留学し、G・テュルク、A・ショル両氏のもとで研鑽を積む。
声楽を小原浄二、野々下由香里、伊原直子、戸田敏子、P・コーイ、R・ブレイズ、P・ベルタン、K・オッカーの各氏に、バロック歌唱装飾法を故大橋敏成、アンサンブルをA.マルコン、A.ルーリーの各氏に師事。
2000年古楽コンクール(山梨)において最高位受賞。伴わせて、『蔵の街』音楽祭賞を受賞。
ヨーロッパ各地で演奏会、フェスティヴァルに数多く参加しており、各地で好評を博している。
古楽の枠にとらわれることなく、古典から現代曲まで多くのレパートリーで活躍しており、その色彩豊かで柔らかい美声には定評があり、日本で数少ないカウンターテナー歌手として注目を集めている。
バッハ・コレギウム・ジャパン、声楽アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」、ロゴス・アポカルプシス、Seven Tears Consort、高知バッハカンタータフェライン各メンバー。
ICUグリークラブ、アンサンブルシュッツ、北九州聖楽研究会ヴォイストレーナー、日本声楽発声学会会員。
春日保人
京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院古楽科バロック声楽専攻修了。
バロックジェスチャーによってヘンデルの歌劇《リナルド》(日本初演)アルガンテ役 《アグリッピーナ》クラウディオ役に出演し各音楽誌で好評を受ける。
またフィリドールの音楽舞踏喜劇《太ったカトスの結婚》(世界初蘇演)にてタイトルロール役で 出演、そのユニークでコケティッシュな演奏は多くの人の心に刻み込まれた。邦人作品にも出演は多く、信時潔作曲の交声曲《海道東征》のバリトンソロや、安藤由布樹作曲《この灯は永遠に》の青年達雄役に出演している。
’01年よりアントネッロのヴォーカルとして活躍し、’06,’07年に『目白バ・ロック音楽祭』に出演。
ニコラウ・デ・フィゲイレド氏と共演を果たす他、東京国立博物館のダ・ヴィンチ展開催に伴い、NHK-BSHiにて『受胎告知』の前でダ・ヴィンチ作曲の歌曲などを演奏する。
熊本市「人づくり基金」の助成を受けトリノに留学中、レッジョ・エミリア『ポリフォニー音楽祭』に招聘されリサイタルを開催、好評を博した。
バッハの各受難曲やカンタータ、ベートーヴェン《交響曲第9番》、ブラームス《ドイツ・レクイエム》やフォーレ《レクイエム》などそのレパートリーは広く、中世・ルネサンスからバロック、古典派から現代曲までと各分野で高く評価されている。
日本ヘンデル協会会員。