瀬 戸 メ サ イ ア 合 唱 団
第12回 クリスマスチャリティコンサート
~新たなチャレンジ~
弦楽アンサンブルと共に
瀬戸市文化センター 文化ホール
2010年12月19日(日)
開場 13:00 開演 13:30)
主催: 瀬戸メサイア合唱団
後援: 瀬戸市・瀬戸市教育委員会
瀬戸市文化協会
瀬戸市社会福祉協議会
中日新聞社
舞台写真
2010年12月19日チャリティコンサート会場にて皆様の沢山の募金有難うございました
瀬戸市社会福祉協議会・・・・50,000円
中日新聞社・・・・・・・・・・・・・123,365円
寄託いたしました。 (2010年12月24日付)
ごあいさつ
本日、ここ瀬戸市文化センター文化ホールにおきまして、「瀬戸メサイア合唱団 第12回クリスマスチャリティコンサート」が盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。
瀬戸メサイア合唱団は1990年の創立以来、地域に根ざした演奏活動を通して、本市の音楽文化の振興に大きく貢献してこられました。さらに、2000年のドイツ・ハノーバー万博への親善訪問以来、ドイツでの演奏活動等を通して、本市を発信源とする音楽文化が、舞台を世界にまで広げていることは、本市の誇りであり、団員の皆さまのご尽力に対し、厚く敬意を表する次第であります。
また、このチャリティコンサートでの募金は、社会福祉や自然災害等の復興支援のために活用されるとのことであり、合唱団員の皆さまをはじめ会場の皆さまのご厚志に心から感謝申し上げます。団員の皆さまの一人ひとりの歌声が、荘厳で美しいハーモニーを創り出し聴衆に大きな感動を与えるさまは、個々の能力の積み重ねを超えた、より大きなエネルギーを生み出す地域力創造の具現化とも言えるものであり、今後の皆さまのますますのご活躍を期待しております。
結びに、本日のコンサートの成功と皆さまのますますのご健勝、ご発展を祈念し、お祝いのことばとさせていただきます。
瀬戸市長 増岡錦也
本日はようこそ、瀬戸メサイア合唱団第12回クリスマスチャリティコンサートにお越しくださいました。今年はクリスマスの時期に、このコンサートで皆様にお会いできることを団員一同大変嬉しく思います。この3月に創立20周年を迎え、今年は「新たなチャレンジ」をテーマに、団としては初めての【音楽の父】であるバッハの曲、そして、難しくて楽しい「サッちゃん」に取り組みました。またクリスマスソングも編曲の新しいものに挑戦します。
今回もチャリティ募金を行います。皆様からお預かりします貴重な募金は瀬戸市社会福祉協議会と、中日新聞社を通して自然災害の被災地へ送らせて頂きます。
今年も、日本各地で集中豪雨・台風などの災害に見舞われました。被災地が一日も早く復興されるとともに、住民の皆様が心の安らぎをえられますよう願っております。また、地域の社会福祉のために少しでもお役に立つことができましたら幸いです。皆様のご協力をお願い申し上げます。
日頃お世話になっている皆様に感謝し、人と人とが愛し合い、助け合うことの大切さを思い、心を込めて歌いたいと思います。
どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください。
瀬戸メサイア合唱団 団長 中山 秋子
プログラム
第1ステージ
・イエス、わが喜びよ (BWV 227) 全曲
バッハ 作曲
指 揮 神田豊壽
オルガン 山田晶子
チ ェ ロ 松崎安里子
・アイネ・クライネ・ナハトムジーク(第1,2楽章)
モーツァルト 作曲
~弦楽演奏~
第1バイオリン 澤田幸江
第2バイオリン 鈴木崇洋
ビ オ ラ 小坂ゆかり
チ ェ ロ 松崎安里子
コントラバス 丹治清貴
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第2ステージ ~《こどものうた》による混声合唱曲集より~
大中 恩 作曲
おなかのへるうた
ドロップスのうた
青い青い秋ですよ
サッちゃん
バナナを食べる時のうた
おとなマーチ トマト
いぬのおまわりさん
バスのうた
指 揮 神田豊壽
ピ ア ノ 山田晶子
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<休 憩>
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第3ステージ ~クリスマスステージ~
・オラトリオ「メサイア」より
ヘンデル 作曲
For unto us a Child is born
<一人の嬰児が生まれました>
Glory to God in the highest
<いと高きところでは、神に栄光あれ>
Their sound is gone out into all lands
<その声は全地に響きわたリ>
Hallelujah
<ハレルヤ>
・クリスマスメドレー
・全員合唱
諸人こぞりて
きよしこの夜
指 揮 神田豊壽
伴 奏 弦楽アンサンブル
オルガン 山田晶子
全員合唱(会場の皆様とともに)
諸人こぞりて
諸人こぞりて むかえまつれ
久しく待ちにし 主は来ませり
主は来ませり 主は 主は来ませり
この世の闇路を 照らしたもう
たえなる光の 主は来ませり
主は来ませり 主は 主は来ませり
平和のきみなる み子をむかえ
すくいのぬしとぞ ほめたたえよ
ほめたたえよ ほめ ほめたたえよ
きよしこの夜
きよしこの夜 星はひかり
すくいのみ子は まぶねの中に
ねむりたもう いとやすく
きよしこの夜 みつげうけし
まきびとたちは み子のみ前に
ぬかずきぬ かしこみて
きよしこの夜 み子の笑みに
めぐみのみ代の あしたのひかり
かがやけり ほがらかに
バッハ作曲:モテット(BWV227)のこと
モテット(motet)とは、一般には「ミサ曲以外のポリフォニーによる宗教曲」とされている。モテットの語源は、中世フランス語で「ことば」を意味する「モ(mot)」とする説と、古典ラテン語で「動かす」を意味する動詞「モウェーレ(movere)」とする説がある。 モテットには主に3つの機能や役割がある。
1.教会の礼拝音楽としての機能
バッハの生きたチューリンゲン・ザクセン地方においては、主要な礼拝音楽としての地位は教会カンタータにとって代わられ、モテットはいわば副次的な存在であった。
2.合唱児童の練習曲としての機能
教会カンタータの要求する高度な技巧を身につけるために使われた。BWV225は児童の訓練のためにバッハが作曲したモテットである。
3.葬儀や慶事などの特別なときに演奏される教会音楽
バッハのモテットの最も重要な役割をになっておりバッハのモテット6曲の内4曲がこうした葬儀で演奏されたと考えられている。
バッハの真作として認められているモテットは全部で6曲(BWV225 - BWV230)あるが、本日演奏する《イエス、わが喜びよ》BWV227はバッハのモテット中最も規模が大きい。
ライプツィヒで行われた中央郵便局長未亡人ヨハンナ・マリーア・ケースの追悼礼拝のために作曲されたと言われている。
11の曲からなり、J.フランクのコラール(1,3,5,7,9,11)に「ローマ人への手紙」第8章からの歌詞をもつ楽曲(2,4,6,8,10)が挿入されている。第6曲を中心として11の楽曲がシンメトリーを形成しており構造上の意味深さを持つ。
プロフィール
♪神田豊壽(指揮・指導・テノール)
愛知県立芸術大学大学院修了。二神二朗氏に師事。
これまで出演したオペラは数多く「ドン・ジョバンニ」オツターヴィオ、「魔笛」タミーノ、「フィガロの結婚」バジリオ、「カルメン」ホセなど。愛知県立芸術大学大学院オベラにも3年連続で招かれ出演する。
2005年9月には愛・地球博EXPOドームで「カルメン」ホセ役に出演。
最近は名古屋市の中学校や三重県の中学校に招かれ合唱指導に力を入れる。 混声合唱団名古屋シティハーモニー、名古屋大学コールグランツエをはじめ、名古屋市民の第九、可児第九等、数多くの合唱団を指導。
♪神田由貴(指導・ヴォイストレーナー、ソプラノ)
愛知教育大学音楽科卒業。二神二朗氏に師事。
オペラ「ヘンゼルとグレーテル」で名古屋市立幼稚園を巡回公演。
中川文化小劇場芸術公演「子供達へのオマージュ」出演。
楽しく歌おう会,コーロアマトリーチェ、混声合唱団名古屋シティーハーモニーの合唱指導、およびヴォイストレーニングを行う。公立春日井小牧看護学校非常勤講師。
♪中須賀悦子(指導・ヴォイストレーナー、メゾソプラノ)
東邦音楽大学卒業、同専攻科修了。読売新人演奏会出演。
現在、名古屋音楽学校、朝日カルチャーセンター講師。
名古屋オペラ協会運営委員、グリーン・エコーボイストレーナー。
♪山田晶子 (ピアノ)
京都市立堀川高等学校音楽科卒業。愛知県立芸術大学音楽部器楽科ピアノ専攻卒業、同大学大学院音楽研究科修了。
竹内美知子、芝崎美恵、田辺緑、ヘンリエッタ G. ミルヴィス各氏に師事。
弦楽合奏
♪澤田幸江(第1バイオリン)
愛知県立芸術大学卒、中村桃子賞、桑原賞受賞。フィンランド国立シベリウス・アカデミー卒。
2008年第3回名古屋音楽ペンクラブ賞受賞。愛知県立芸術大学、三重大学教育学部非常勤講師。
♪鈴木崇洋(第2バイオリン)
愛知県立芸術大学卒。渋谷由美子、渋谷篤、服部芳子、Eダネル。桐山建志の各氏に師事。
愛知室内オーケストラ、ピアノ五重奏「MensLa」、JAZZと弦楽四重奏「JAZZMIST」で活動、藤田保健衛生大学客員講師、ヤマハミュージック東海講師。
♪小坂ゆかり(ビオラ)
愛知県立芸術大学卒、桑原賞受賞。浅妻文樹、百武由紀各氏に師事。第18回民音コンクールに斎藤秀雄賞受賞。
セントラル愛知交響楽団、名古屋パストラーレ合奏団、メイプル弦楽四重奏団で活動。ヤマハ伏見音楽センター講師。
♪松崎安里子(チェロ)
愛知県立芸術大学卒、同大学院修了。チェコにてM.ベトラーシュ氏に師事。
アンサンブル・ソノリタス、トリオ・シュパンツイヒにて活動。滋賀県立石山高校音楽科非常勤講師。
♪丹治清貴(コントラバス)
愛知県立芸術大学卒、同大学院修了。現在はフリーのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽、アルゼンチンタンゴ、シャンソンなどの多分野において活動。愛知県立芸術大学オーケストラ非常勤講師。
「コントラバス弾きの日記」http://blogs.yahoo.co.jp/cb_tantan_refre
♪瀬戸メサイア合唱団
1990年創立以来、市民のあたたかい声援を受け、7回のメサイア演奏会を経て、創立10周年記念には「メサイア全曲演奏会」を開催。
2000年、ドイツ親善演奏旅行、ハノーバー万博参加。
2003年、モーツァルト「レクイエム」を経て、同年、再びドイツのケムニッツにてケムニッツ工科大学オーケストラ・合唱団と「メサイア」を共演。その後ドイツ各都市の音楽団体との親交を深め、2005年の愛知万博にはメサイアをはじめとした3回の万博関連の合同演奏会に繋げる。その活動が評価され、平成17年度(2005年)瀬戸市文化協会「つばき賞」受賞。
2007年11月、第3回ドイツ親善演奏旅行として「ドレスデン吹奏楽団(BKD)40周年記念演奏会」に招聘され、ドレスデン、マイセン、ゲルリッツの3都市にて演奏。
一方で地域活動にも力を入れ,「文化の祭典」、「合唱フェスティバル」に参加。昨年のチャリティコンサートでは、瀬戸児童合唱団、瀬戸子供太鼓こまいぬ座の両「つばき賞」受賞者と共演。 2010年3月7日、瀬戸メサイア合唱団創立20周年記念演奏会として、ヘンデル作曲「メサイア」 全曲をドイツから指揮者(ギュンター・シュバルツェ氏)と弦楽合奏団(Kammerorchester ohne Dirigenten)を、ソリストには池田京子、上杉清仁、神田豊壽、春日保人各氏を迎えて演奏。
チャリティ募金のご報告&お願い
前回のチャリティコンサート(2009年11月3日)で皆様から
お預かりした募金総額と寄贈先を下記のとおりご報告申し上げますと
ともに、皆様のご協力に深く感謝申し上げます。
◎ 募金総額 154,190円
○ 瀬戸市社会福祉協議会へ 50,000円
○ 中日新聞社へ 104,190円
今回の募金も、瀬戸市社会福祉協議会、ならびに中日新聞社を通して
全国の自然災害被災地復興支援などに寄贈させていただきます。
皆様のご協力を団員一同、心よりお願い申し上げます。
団員募集中!
練習予定曲:ヘンデル作曲「メサイア」
バッハ作曲「モテット」ほか
練習日時 :毎週木曜日 午後6時45分~9時
練習場所 :瀬戸市文化センターリハーサル室1ほか
連 絡 先 :0561-83-5174(団長:中山)
ホームページ :http://www.gctv.ne.jp/~shibatak